【アカペラ】バラードを上手く歌いたい人必見!!!5声でも曲をリズミカルに聴かせられるたった一つのコツとは!!!
「バラードだとなんかのっぺりしちゃう…」
「パラードのパーカスはしんどいんだよね〜」
バラードを歌うバンドだと
6声のバンドと比べて
- 和音を聴かせる事ができる
- バラードに向いている
- 伝統的なアカペラ感がある
という特徴があります。
しかし
パーカスがいないことで
リズムがはっきりしなかったり
ごまかしが効かなかったり
難しい
と思っている方は
多いのではないでしょうか。
今回は
バラード
を上手く歌うための
簡単な方法を
伝えたいと思います。
目次
音楽の3要素
音楽の3要素
とは
- メロディ
- ハーモニー
- リズム
であると言われています。
この内、
3のリズムが抜けてしまうと
なんとも
のぺーっとした
平らな
音楽になってしまいます。
では、
いつもは
リズムを担当してくれている
パーカス
がいない4声5声の場合は
どうすればよいのでしょうか。
キーワードは、
ズバリ!!
「休符」
です!
休符
皆さん
休符って
何だと思いますか。
「ブレスできる所」
「休む所」
間違ってはいません。
でも
僕は更に
「強拍で揃えると
リズムをすごく強調してくれるもの」
だと思っています。
強拍とは
≒スナップの位置
≒スネアの位置
で
ここさえ強調すれば
リズムを
成立させられる位置
の事を言います。
2,4拍目や
1,2,3,4拍目全て
など、
ノリによってパターンが
変わります。
例 奇跡を望むなら…/JUJU
今回は
JUJUさんの
奇跡を望むなら…
を僕がアレンジしたので
その中のサビを題材に
話していきます。
※ハイハットは
ベースが担当しています。
この部分のmidi音源がこちらです。↓
この曲の強拍は
4小節の
「泣いてばかりいないで」
が1,2,3,4拍目全てにあり、
それ以外の
1~3, 5~10小節は
2,4拍目にあります。
注目して頂きたいのは
・4小節目の赤丸、
コーラスが
4分休符で
揃っていること。
・5小節目の赤丸、
コーラスはもちろん
リードも
コーラスと同時に
休符を取っていること。
・7小節目の赤丸、
全員が同時に
休符を取っていて
ハイハットだけが
鳴っていること。
・全体を通して
ベースが
2,4拍目に8分休符を
取っていること。
これらは全て
強拍を強調するために
置いている休符です。
ベースは休符ばっかりでスカスカだ…
コーラスも長めに休みすぎじゃない?
そんな風に思ってしまうのも
分かりますが
歌ってみると、
休符が多いから
息が苦しくならないし
強拍を
ちゃんと強調してるから、
すんなり曲が
流れてくれるんです!!
省エネかつ感動的に
バラードを歌えるため
とってもおすすめです!!!
アレンジの休符の書き方
楽譜を書く時、
何分休符なのかも決めて
休符を音符と
一緒に書き込む
事をおすすめします!!!
その理由は
・音の切り際が揃う
・ブレスどこで吸う?
っていう議論で時間を取らない
の2つがあります。
もちろん
独りよがりな
楽譜にしてはいけません。
練習を進めていく段階で
違う意見が出たり
メンバーの意見を
大事にしたい
と思ったり
それは
当然あると思いますが
まずはアレンジャーが
提示してみること
集まって練習した時
表現の方に
より時間を割けるように
工夫すること
が大事だと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
合唱ではよく
休符を歌え!
という指導をするぐらい
休符って大事です。
この事を落とし込んで
ぜひリズミカルに
バラードを歌ってみてください!
今日はここまでです。
最後まで読んでくださり
ありがとうございました!!