あなたがバンドにどんな悩みを持っていても、これをやれば解決します。

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あなたが今

アカペラで悩んでいることは、

リズムのことですか?

音程のことですか?

 

それとも

練習中喋ってばかりで

まともに練習できないことですか?

 

 

 

僕もアカペラを5年やってきて

色々なことを悩んできました。

 

悩みすぎて

バンドをいくつも解散させたり

鬱になったりしました。

 

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だから

今あなたが悩んでいるなら

どうにか解決してあげたい…

 

5年間かけて出した1つの解決策

あなたに共有します。

 

 

 

1. 目標シート

 

その解決策とは、

 

この2種類

「目標シート」

をやることです。

(名前もうちょっと何かあったやろ笑)

 

① バンドの理想と今

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bit.ly



 

② 曲の理想と今

 

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bit.ly

 

 

この3枚を手順通りにやってください。

 

ここで、

これをやるにおいて

最も大事なことを

言います。

 

 ______________________________

バンドメンバー1人につき1枚

手順の中で書く作業の時は

相談せずに書き上げて、

書き終わったら

全員に共有してください。

 ______________________________

 

相談しながら書いたり、

誰かがやらなかったりしたら

意味がないです。

 

 

2. なぜこれで全ての悩みが解決するのか

 

結論から言うと、

 

目標シートを書いて

全ての悩みが解決する理由は、

 

「そのバンドの問題点は

そのバンドにしか分からない」

ということです。

 

これは、

1つのバンドにおける

メンバーのモチベーションは

1人1人違うからです。

 

2-1. 練習を楽しいと思う条件

 

例えば、

あなたが

全国に行きたいと思って

バンドを組んだとしましょう。

 

そのバンドの練習で

あなたが楽しいと思う時って

 

少しでも

うまく歌えるようになって

 

成長できたと思った、

全国に近づいた

と思った時

 

だと思うんです。

 

 

逆に、

他のメンバーに対して

イライラしてしまう時って

 

全国に出るために

どうしたら上手くなるか

分からなくて

あなたは悩んでいるのに

 

他のメンバーは自分ほど

全国を目指したいと

思ってない

 

思っている時

 

だと思います。

 *偏見あり

 

 

もう1つ。

 

あなたが

息抜きとして

ワイワイ遊べるバンドが欲しい

と思って

バンドを組んだとしましょう。

 

そのバンドの練習で

あなたが楽しいと思う時は

 

曲とか関係なく

他のメンバーと

他愛ない話をしている

 

だと思うんです。

 

逆に、

そのバンドで

他のメンバーに対して

イライラするとしたら、

 

曲とかどうでも良くて

ただ楽しく

喋ってたいだけなのに

 

ちゃんと曲つめようぜ

って言ってくる

メンバーがいた時

 

だと思います。

 

 

このように、

 

1つのバンドの中に

全国を目指そうと思って

練習している人と

ただワイワイ皆で仲良くやりたくて

練習している人がいたら、

 

妥協しないで曲を詰めても

ずっと喋ってても

 

どうしたって文句が出るんです。

 

 

 

つまり

メンバー全員

楽しく練習できる条件って

 

全員が同じ目標に向かうこと

だと思うんです。

 

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これは持論でしかないので、

絶対に正しいとは思いませんが笑

 

 

ちなみに、

 

内輪でワイワイするっていう目的は

悪いことだとは

僕は全く思いません

 

上を目指す楽しさと

喋り半分で歌う楽しさは

どちらも違う楽しさだし、

 

その2つに良い悪いがあるとは

思えません。

 

2-2. その条件を満たすためには 

 

では、

メンバー全員

練習を楽しいと思うためには

どうすればいいのでしょうか?

 

そのためには、

 

・曲を詰めたいのか。

・ただ喋っていたいのか。

・仲良く喋りつつ

  曲はちゃんと詰めたいのか。

 

全員が何をしたいか

ちゃんと理解すること

必要です。

 

これは、

自分1人で考えているだけでは

絶対に分かりません。

 

分かっているようでも

どこかでズレが生じます。

 

僕の場合は

皆の考えていることが

分からなすぎて

 

他人が怖いって所まで

行ってしまいました笑

 

1人で考えていても

分からないんだから、

結局全員に聞くしかないんです。

 

 この考えが

目標シートの根底にあります。

 

 

3. それぞれの項目の意味

 

この目標シートを形にする上で

参考にさせてもらった方がいます。

(参考というか、

ほぼパクリです笑)

 

メンタリストのDaiGoさんです。


【激震】メンタリストDaiGo さんがテレビ界の闇を大暴露

 

動画の前半でも言っていますが

 

彼は小1~中2までの8年間、

いじめを受けていたそうです。

 

しかし

一瞬の自分の行動で

いじめは無くなりました。

 

その後、

嫌いな自分を変えるために

ある行動を取りました。

 

紙を半分に折って、

左半分に「今までの自分」

嫌いな自分を全部書きだし

 

右半分に「これからの自分」

として、

その嫌いなことを

真逆になるように書きました。

 

その中のできるものから

片っ端から変えていきました。

 

嫌いな自分を逆にしたら

好きになるんじゃない?

 

という発想です。 

 

あらすじとか言うの

苦手なタイプなんで

分かりにくかったら

動画の方を見てください笑

 

 

3.1. ①②の「もっとこうした方が良い」と「理想」

 

これって

バンドでも同じことなんじゃない?

と思って、

 

①の右2つと、②の2ページ目が

できました。

 

バンドや曲の中で

改善できるところを真逆にしたら

そのバンドにとって理想じゃない?

 

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っていう、

DaiGoさんと全く同じ考え方です笑

 

3.2.  ①②の「好きな所」

 

DaiGoさんの丸パクリなら

この項目はいらないはずです。

 

でも、

僕はバンドで目標シートをやるなら

この項目は必須だと確信しています。

 

 

DaiGoさんのように

1人で完結する目標なら

この項目は必要ないかもしれません。

 

でも、

複数人でやる時

この項目がないと

 

目標を1つにまとめるはずの話し合いが

ただの嫌いな所の言い合いになって

バンドの雰囲気が悪くなるだけ

可能性があると思いました。

 

 

今までも多くのバンドが

自分たちの問題点を話し合い

解決しようとしてきたと思います。

 

僕も、

そういう話し合いはこれまで

いくつもしてきました。

 

でも僕の記憶だと

 

ほとんどの話し合いは

お互いの悪い点をただ言い合って

喧嘩になって

 

最終的には

険悪な雰囲気になって

終わってしまいました。

 

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さらには、

その話し合いをきっかけに

解散の流れになったバンドすらあります。

 

何がいけなかったのか

ずっと考えました。

 

そして5年たって思ったのは、

「まず認め合わないとだめだ」

という事です。

 

 

3.3 何で「好きな所」?この項目いる?

 

バンドや曲に対して、

好きな所って実は

1人1人違うと思うんです。

 

 

例えば、

1人のメンバーに対して

優しさが好き、という人

リーダーシップが好き、という人

真面目さが好き、という人

 

ちょっとずつ違いますよね?

 

 

ある曲に対して

メロディが素敵、という人

リズムがカッコいい、という人

コードがエモい、という人

 

明らかに違いますよね?

 

 

好きな所だったら、

どんどん言い合っていいんです。

 

同じ所が好きだったら

「分かってる~!」

ってなって

より好きになるし、

 

違う所が好きだったら

「そんな良さもあったのか」

新しい発見になります。

そして、より好きになります。

 

 

普段誰が練習を引っ張っていても、

自分が他のメンバーより

音楽の知識が無いと

引け目を感じていても

 

そんなの関係ありません。

 

その曲の好きな所、

ぜひ胸を張って

皆に教えてあげてください。

 

 

でもこれって、

嫌いなことでも起こりうるんです。

 

 

もしかしたら

あるメンバーに対して、

 

自分は

「この人は優しくて好き」

と思っていても

 

他の人は

「こいつはなよなよしてるからダメ」

と言うかもしれません。

 

 

もしかしたら、

ある曲に対して、

 

自分は

「コードが複雑でエモい」

と思っていても

 

他の人は

「このコードキモい」

と言うかもしれません。

 

 

自分が好きだと思っている所が

嫌いだと言われてしまったら、

悲しくなってしまいますよね?

 

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逆に

自分が嫌いだと思っている所が

他のメンバーは好きかもしれません。

 

 

これを、

何も準備せずに言ってしまったら、

喧嘩になるのも無理ないです。

 

だからこそ、

「好きな所」を先に挙げて

共有するということが

絶対に必要なんです。

 

 

先に

この人はこういう所が好きなんだ

と分かっていれば、

 

そして

その好きに対して、

共感はできずとも理解さえできれば

 

むやみに攻撃してしまうことは無いと

僕は思っています。

 

 

また、

自分の悪いところを指摘されても

それより先に

自分のいい所を認めてもらっていれば

 

自分はダメなやつだと

絶望することもなく

自分の悪い所は

素直に受け止められるのではないか

と思います。

 

 

3.4 目標シート使い方まとめ

 

長くなってしまったので

まとめます。

 

やること自体は、

バンドに対しても曲に対しても

変わりません。

 

 

「好きな所」を書き出す。

 

共有する。

 

「もっとここをこうした方が良い所」

を書き出す。

 

むやみに攻撃しないように

注意しながら

共有する。

 

④で出た意見をまとめて

その逆を書く。

 

できそうなものから取り組む

 

 

3.  目標シートの副作用

 

この副作用は、

特に上を目指したいバンドに

有効です。

 

その副作用とは、

「成長スピードが著しく上がる」

事です。

 

 

元々の目標シートの目的は

「共通の目標を設定すること」

ですが、

 

もう一つの目的は

「今と"理想"との差を

明確に理解すること」

 

つまり

「"理想"までの道筋を

はっきりさせること」

であります。

 

 

目標シートによって

 

"理想"になるために

やるべきこと

分かります。

 

後は

まっすぐその事だけ考えて

練習していけば良い

ということになります。

 

自分たちでできる物に関しては

ただ全力で練習すれば良いのですが…

 

どうすればいいのか分からない物も

出てくると思います。

 

 

例えば、

1曲の中で取り組むべきものが

①メンバー間でのノリの共有

②Bメロのコーラスのダイナミクス

③歌詞解釈

 だとして、

 

②③は

何とか自分たちでできそう

だとしましょう。

 

でも、

 

①に関しては

自分たちじゃどうすれば改善するか

分からない。

リズムに強いメンバーがいない…

 

どうすれば良いのでしょう。

 

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そういう時こそ、

先輩の出番です!

 

 

分からないことが明確だからこそ

先輩に聞きやすいし

 

バンクリする先輩からしても

リズムについての意見を

求められているわけだから

 

ただ漠然と演奏を聴いて

何について言うか考えるより

バンドが求めているアドバイス

的確にしてあげられます。

 

 

そして、

多くのバンドは、

自分たちじゃ分からない事にこそ

時間を使ってしまいがちです。

 

もちろん、

試行錯誤によって得られる物も

あることは事実ですが

 

答えを知っている先輩に

すぐに聞いてしまって

次のステップに進んだほうが、

 

成長スピードも圧倒的に速いし

以前では気づかなかった改善点にも

気づくことができると思います。

 

自分たちで何でもかんでもやるのは

圧倒的にもったいないです。

 

そういう時こそ

先輩を頼ってほしく思います。

 

 

4. 目標シートの弱点

 

目標シートには、

ある意味どでかい弱点があります。

それは、

 

自分の音楽観や

アカペラに対するスタンス

がしっかりしていないと

そもそもちゃんと書けない

 

という点です。

 

 

特に

アカペラで初めて音楽をする人たちは

 

1つのバンドに対して

最初から

明確なスタンスを取ることは

難しいし、

 

自分が本当に好きな音楽は

どういうものか、

どうしたらより楽しめるか、

 

分からなくて当然です。

 

 

だから、

経験を積んで

より多くアカペラに向き合った

先輩たちに比べ

 

目標シートの効果が薄いです。

 

 

まず色々歌ってみて

未知の世界に触れてみると

いいんじゃないかと思います。

 

(目標シートを作って日が浅いので

初心者に効果があるのかは

なんとも分からないです。

急に弱気になって

すみません笑)

 

 

ある意味、

目標シートを書くことは

自分を知る事でもある

と思います。

 

この目標シートを

使いこなせる頃には

よりアカペラが

より音楽が

好きになっているのではないかと

思います。

 

 

まとめ

 

ただの3枚の資料の説明が

こんなアホほど長くなってしまって

すみません笑

 

自分の視点・経験・後悔100%で

この目標シートは成り立っているから

 

きっとこれを使っても

解決されない問題も

沢山あるんだろうけど、

 

この目標シートによって

多くのアカペラーが救われる事を

僕は確信しています。

 

もう使命みたいに感じています笑

 

これを使うことで

あなたが少しでも

アカペラを楽しんでくれたら

幸いです。

 

 

こんな長い記事を

最後まで読んでくださり

本当にありがとうございました。

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